素朴な驚き

先日、気分転換で日記を書いてみたら思わぬ反応の多さにびっくりしたわけですが、先日のライトノベルの文体に関する記事へのはてブのコメントでびっくりしたこと。
felix2007さんのコメントが

いや、ライトノベルにとって文体はとくに重要ですよ。村上春樹なんて、文体(口調)の魅力だけじゃん。

となっていた。
村上春樹は数冊は読んでいるので言わんとすることは納得できるのです。が。


これってつまり村上春樹の書く小説もライトノベルと判断されているわけですよね。
うーむ。なるほど……。村上春樹の小説もライトノベルと分類されているとは完全に想定の範囲外でした。


こりゃ、世の中のライトノベル談義が噛み合わないのは無理ないかも。
前提となる「ライトノベル」が、あまりにも各々によって認識が違いすぎてます。
定義論を再燃させようとは思わないけど、この種の論議をはじめる時にはまず、議論の場における「ライトノベル」について共通見解を出しておかないと話が永遠にすれ違うんじゃないだろうか。